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20代で虫歯になったことがない人の特徴は?予防するための生活習慣を紹介

投稿日:2025年6月30日/更新日:2025年6月30日

「20代で虫歯になったことがない人の特徴は?」

「20代から始める効果的な虫歯予防の方法を知りたい」

「20代で虫歯にならないために生活習慣を改善したい」

上記の疑問をお持ちの方は、20代から美しい歯を維持するために、虫歯予防をして歯の健康を守りたいとお考えなのではないでしょうか。

20代で虫歯になったことがない人は、「正しい歯磨きの習慣」「デンタルフロスや歯間ブラシの活用」「定期的な歯科検診」など、適切なケアを心掛けておこなっています。

本記事では、「20代で虫歯になったことがない人の特徴」や「虫歯を予防するための生活習慣」を紹介します。

20代で虫歯になったことがない人に潜むリスクまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

20代で虫歯になったことがない人の特徴

20代で虫歯になったことがない人の特徴は、以下のとおりです。

  • 正しい歯磨きの習慣がある
  • デンタルフロスや歯間ブラシの活用している
  • 定期的な歯科検診とクリーニングをおこなっている
  • フッ素(フッ化物)を活用している
  • 糖分の摂取を控えている
  • ダラダラ食べをしない
  • よく噛んで食べている
  • 栄養バランスの取れた食生活をしている
  • 唾液の分泌量が多い・質が良い
  • 虫歯菌(ミュータンス菌)が少ない
  • 歯質が強い
  • 歯並びが良い
  • 鼻呼吸の習慣がある

それぞれ解説します。

正しい歯磨きの習慣がある

虫歯になりにくい人は、毎日の歯磨きを丁寧におこなっています。

歯垢や汚れを残さず落とすと、虫歯の原因菌が繁殖しにくくなります。

とくに就寝前のブラッシングは重要で、寝ている間の口内環境悪化を防ぎやすいです。

歯磨きの精度は、虫歯予防の基礎となります。

毎日の積み重ねが、口腔内の健康維持につながります。

デンタルフロスや歯間ブラシを活用している

歯と歯の間のケアも、虫歯予防には欠かせません。

歯ブラシでは届きにくい歯間部のプラークを除去すると、虫歯だけでなく歯周病の予防になります。

実際に歯間ブラシやフロスの使用者は、未使用者よりも虫歯の発症率が抑えられます。

歯ブラシが当たらない部分を、丁寧に清掃するのが大切です。

細部まで行き届いたケアが、健康な歯を支えています。

定期的な歯科検診とクリーニングをおこなっている

虫歯のない人は、歯医者での予防処置を習慣にしています。

自覚症状がなくても、定期検診により小さなトラブルを早期に発見しやすいです。

さらに、専門的なクリーニングによって自力では落とせない汚れを除去できます。

定期通院は虫歯ゼロの人に共通する行動といえます。

自分のケアに加え、プロの力を借りるのが大切です。

フッ素(フッ化物)を活用している

フッ素(フッ化物)の使用は、歯の強化に効果的です。

フッ素(フッ化物)には再石灰化を促し、初期虫歯の進行を防ぐ働きがあります。

たとえば、市販の歯磨き粉や歯科医院での塗布が一般的です。

とくに虫歯の経験がない人ほど、フッ素(フッ化物)ケアを積極的に取り入れている傾向があります。

予防的なアプローチとして、日々のケアに取り入れるのが望ましいです。

糖分の摂取を控えている

甘いものを控えることは、虫歯の予防に直結しやすいです。

糖分は虫歯菌のエサとなり、酸を生み出して歯を溶かします。

虫歯のない人は、おやつの頻度や食べ方にも注意を払っています。

間食をよくする人は、口の中が常に酸性になりやすくなります。

食生活を意識すると、虫歯のリスクを減らしやすいです。

ダラダラ食べをしない

ダラダラ食べると酸性の状態が長く続いてしまうため、食べる時間を区切ることも、虫歯の予防に有効です。

食後は一時的に口の中が酸性になり、虫歯ができやすくなります。

また、虫歯になりにくい人は、間食のタイミングや頻度にも配慮しています。

時間を決めた食事は歯の健康を守り、虫歯予防につながりやすいです。

よく噛んで食べている

よく噛んで食べることで、唾液をたくさん出せます。

唾液は口内の酸を中和し、再石灰化を促す働きがあります。

よく噛む人は、自然と虫歯になりにくい環境をつくっています。

さらに、噛むと食事の満足感も得られやすいです。

そのため、日常的に「噛む」を意識するのが大切です。

栄養バランスの取れた食生活をしている

体と歯の健康は、食事からつくられます。

もしビタミンやカルシウムが不足すると、歯の再生や抵抗力にも影響が出る可能性が指摘されています。

虫歯のない人は、偏りのない食生活を意識しています。

そのため、インスタント食品や砂糖が含まれる飲料の過剰摂取を控えるのも効果的です。

食習慣の見直しが、長期的な予防につながります。

唾液の分泌量が多く質が良い

分泌量が多く、殺菌力がある唾液は虫歯リスクを減らせます。

唾液が少ないと、口内の細菌も繁殖しやすいです。

虫歯のない人は、水分摂取やよく噛むことで唾液の分泌を維持しています。

そのため、自然な防御機能を活かすのが大切です。

虫歯菌(ミュータンス菌)が少ない

虫歯のリスクは、口内の菌の種類や量にも左右されます。ミュータンス菌の数が少ない人は、そもそも虫歯ができにくい体質といえます。

たとえば、幼少期の生活習慣や、家族の影響も関係しやすいです。

ただし、体質に頼りすぎず、適切なケアの継続が重要です。

虫歯のリスクを最小限にするには、習慣の見直しも必要となります。

歯質が強い

虫歯に強い傾向がある人は、エナメル質が溶けにくい人です。

遺伝的要因もありますが、食生活やフッ素(フッ化物)ケアでも歯質を強化できます。

虫歯のない人は、歯の構造そのものがしっかりしている場合もあります。

自分の歯の特徴を知り、歯質を守る意識が、虫歯予防における最初のステップです。

歯並びが良い

歯並びが整っていると、歯磨きがしやすく汚れが残りにくくなります。

結果的に、虫歯のリスクも低下しやすいです。

また、矯正によって歯並びを改善すると、口腔ケアの効率も向上させられます。

整った歯並びは、見た目だけでなく、将来的な虫歯予防としてもメリットが得られやすいです。

鼻呼吸の習慣がある

口呼吸は口内を乾燥させ、虫歯や歯周病のリスクを高めます。

一方で、鼻呼吸は唾液の乾燥を防ぎ、細菌の繁殖を抑える効果があります。

鼻呼吸が習慣化している人は、自然と口腔環境を良好に保ちやすいです。

また、睡眠中の無意識な口呼吸も注意が必要です。

呼吸習慣を見直すことが、虫歯予防につながります。

20代で虫歯になったことがない人に潜むリスク

20代で虫歯になったことがない人に潜むリスクは、以下の5つです。

  • 過信による口腔ケアの怠り
  • 食生活の変化
  • ストレスの増加
  • 喫煙や飲酒の開始
  • 妊娠・出産による影響

ひとつずつ解説します。

過信による口腔ケアの怠り

虫歯になったことがなくても、油断は禁物です。

自分は大丈夫と過信してケアを怠ると、見えない虫歯が進行してしまう場合もあります。

とくに初期段階の虫歯は自覚症状がないため、気づかないうちに悪化するケースも少なくありません。
また、虫歯は無くても無症状で歯周病が進行していることもあります。
継続的なケアと定期検診が重要なため、安心せずに油断を防ぐ意識が大切です。

食生活の変化

生活スタイルの変化により、虫歯のリスクは高まります。

とくに受験や就職、一人暮らしによって間食や外食が増えると、虫歯の原因となる糖分の摂取も増える傾向があります。

これまで虫歯がなかった人でも、新しい生活環境に適応する過程でリズムが乱れる場合があります。

予防の意識を持って生活習慣を見直し、環境変化に流されないことが虫歯予防につながります。

ストレスの増加

ストレスが多いと、口内環境にも悪影響をおよぼします。

もし唾液の分泌が減ると自浄作用が弱まり、虫歯や歯周病のリスクも高まりやすいです。

また、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりなど、歯に負担をかける行動も増加する傾向があります。

そのため、ストレス管理とともに、口腔ケアの質を高めていく必要があります。

自分の心身の健康が、口内にも現れることを意識しましょう。

喫煙や飲酒の開始

大人になるにつれ、喫煙や飲酒の機会が増える人もいます。

これらの習慣は歯や歯茎に悪影響をおよぼし、虫歯や歯周病の原因になる場合もあります。

とくに喫煙は唾液の分泌を抑え、口腔内の乾燥を引き起こしやすいです。

生活習慣の変化を見逃さず、早めの対策が求められます。

妊娠・出産による影響

妊娠・出産は、ホルモンバランスに変化をもたらします。

この変化により、歯周病のリスクが高まり、虫歯の進行も早くなる場合があります。

さらに、つわりや体調不良で十分な口腔ケアができない時期もあるでしょう。

妊娠中はとくに予防を意識したケアが重要なため、家族のサポートと歯科医のアドバイスを活用するのが望ましいです。

20代から虫歯・歯周病を予防するための生活習慣

20代から虫歯・歯周病を予防するための生活習慣は、以下の6つです。

  • 毎日の丁寧な歯磨き
  • デンタルフロス・歯間ブラシの活用
  • 舌磨き
  • 洗口液(マウスウォッシュ)の活用
  • 食生活の改善
  • 定期的な歯科検診とプロフェッショナルケア

それぞれ紹介します。

毎日の丁寧な歯磨きを継続する

基本的な歯磨きは、虫歯予防の土台になります。

歯磨きは1日2回以上を目安に、フッ素(フッ化物)入りの歯磨き粉を使い正しい方法で丁寧におこないましょう。

とくに、寝る前のケアは虫歯菌の繁殖を抑えるうえで大切です。

また、磨き残しがないように意識しながら続けるのが重要です。

毎日の小さな努力が、未来の歯の健康を守ります。

デンタルフロス・歯間ブラシを活用する

歯ブラシだけでは届かない部分にも配慮しましょう。

歯と歯の間はプラークがたまりやすく、虫歯や歯周病の温床になりやすいです。

デンタルフロスや歯間ブラシを習慣化すると、清掃効果が格段に高まります。

歯の寿命を延ばすためにも、毎日のケアに少し工夫を加え、補助器具を取り入れましょう。

舌磨きを取り入れる

舌の表面には細菌や汚れが付着しやすいため、虫歯や口臭の原因になります。

そのため、舌磨きを加えると、口腔内全体の衛生が高まりやすいです。

舌磨き用のブラシを使い、優しく表面をなでるようにケアしてみましょう。

清潔な口内環境を目指す一歩としておすすめです。

洗口液(マウスウォッシュ)を使う

洗口液(マウスウォッシュ)は、ブラッシング後の仕上げに最適です。

口腔内全体を殺菌し、虫歯菌の増殖を抑える効果が期待できます。

とくに外出先や忙しい朝などには、簡単に使える点も魅力的です。

ただし、歯磨きの代わりにはならないため、あくまで補助的にライフスタイルに合わせて、活用しましょう。

食生活を改善する

バランスのとれた食事は、歯や体の健康維持に欠かせません。

たとえば、ビタミンやカルシウムを多く含む食材を取り入れると、歯の再生力を高められます。

また、毎日の食習慣が口内環境を左右するといっても過言ではないため、砂糖の摂取を控える意識も虫歯予防には重要です。

無理のない範囲で意識的に選びましょう。

定期的な歯科検診とプロフェッショナルケアを受ける

プロの目で定期的にチェックしてもらうことは、虫歯の早期発見と予防につながります。

虫歯や歯周病は進行するまで気づかないケースも多いため、最低でも3カ月〜6カ月ごとの受診が理想的です。

歯科医院でのクリーニングは、家庭では落としきれない汚れを除去してくれます。

また、信頼できるかかりつけ医を持つことが安心にもつながるため、虫歯予防のための通院を習慣にするのが望ましいです。

【まとめ】20代で虫歯になったことがない人にも歯周病のリスクはある

20代で虫歯になったことがない人は、正しい歯磨きの習慣やデンタルフロスや歯間ブラシの活用、定期的な歯科検診など、適切なケアをおこなっています。

将来的に歯の健康を維持したい方や、美しい歯を維持したい方は、歯科医院での定期的なクリーニングがおすすめです。

日常の歯磨きで取り除けない歯垢や歯石などを除去し、虫歯予防をおこなうのがより効果的です。

また、当院では予防歯科に力を入れています。現在歯に違和感を感じている方や不安がある方、ぜひ岡谷市の歯科医院、山田歯科医院までお気軽にご相談ください。

歯科医師
コラム監修者
歯科医師 山田 宏樹
【経歴】
  • 愛知学院大学 歯学部卒(2014年)
  • 愛知県安城市の歯科医院にて医局長として6年間勤務(2014〜2020年)
  • 現在はきしもと刈谷矯正歯科で院長として矯正治療(ワイヤー マウスピース)やその他自費診療を行っている(2020年〜)
  • 山田歯科医院 非常勤

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