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前歯の虫歯治療にかかる値段はいくら?治療費を抑える方法まで解説

投稿日:2025年2月28日/更新日:2025年2月28日

「前歯の虫歯治療にかかる値段はどのくらい?」

「治療費用が家計を圧迫しないか不安」

「虫歯の治療費を抑える方法が知りたい」

上記の疑問をお持ちの方は、前歯の痛みが気になり始めたため、対処方法と値段を把握して早急に治療を受けたいのではないでしょうか。

前歯の虫歯治療にかかる値段は、保険が適用されるかされないかで異なります。

本記事では、「前歯の虫歯治療にかかる値段や治療費を抑える方法」を紹介します。

前歯の虫歯を放置するリスクについてまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

前歯の虫歯治療にかかる値段は?

前歯の虫歯治療にかかる値段は、ケース別に異なります。

  • 【保険適用】前歯の虫歯治療にかかる値段
  • 【保険適用外】前歯の虫歯治療にかかる値段

それぞれ解説します。

【保険適用】前歯の虫歯治療にかかる値段

前歯の虫歯治療は、保険適用の場合、初診料や検査費用を含めて「1,500円〜5,000円」程度が一般的な値段です。

軽度の虫歯の場合、費用は「1,500円〜3,000円」程度です。

しかし、神経に達する重度の虫歯の場合だと、費用が「20,000円」前後になるケースもあります。

虫歯が大きく歯が残せない場合はさらに高額になります。

【保険適用外】前歯の虫歯治療にかかる値段

保険適用外の前歯の虫歯治療は、虫歯の進行度や使用する材料によって値段が大きく異なります。

たとえばクラウン(被せ物)の場合は「10万円〜20万円」程度かかる場合もあります。

虫歯が大きく歯が残せない場合はさらに高額になります。

前歯の虫歯治療の値段を抑える方法

前歯の虫歯治療の値段を抑える方法は、以下のとおりです。

  • 保険診療と自費診療の違いを理解する
  • 治療費の分割払いを利用する
  • 予防歯科で将来的な治療費を抑える

ひとつずつ解説します。

保険診療と自費診療の違いを理解する

保険診療は健康保険が適用されるため、治療費の負担軽減が可能です。

対して自費診療は保険適用外となり、高額になりますが、審美性や耐久性に優れた材料を使用できます。

両者のメリット・デメリットを検討し、自身のニーズに合った選択をすることで、適切な治療と費用のバランスを取れます。

治療費の分割払いを利用する

前歯の虫歯治療の値段が高額になる場合、分割払いを利用すると月々の支払いを抑えられます。

たとえば、以下の分割払いシステムを使用している患者さんも多いです。

  • デンタルローン
  • 医療ローン

ただし、金利や手数料などの条件をよく確認し、自身の経済状況に合った支払い方法を選ぶのが大切です。

予防歯科で将来的な治療費を抑える

前歯の虫歯治療の値段を長期的に抑えるには、予防歯科への取り組みが効果的です。

定期的な歯科検診と専門的なクリーニングをおこなうことで、虫歯の早期発見・早期治療が可能です。

また、日々の歯磨きを徹底し、フロスや歯間ブラシを使用して歯間部の清掃をおこなうことで、虫歯のリスクを減らせます。

将来的な虫歯治療の必要性を減らし、結果として治療費の抑制につながります。

前歯の虫歯を治療する方法

前歯の虫歯を治療する方法は、以下のとおりです。

  • コンポジットレジン治療
  • クラウン(被せ物)治療
  • インプラント治療
  • ブリッジ治療

それぞれ解説します。

コンポジットレジン治療(ダイレクトボンディング)

コンポジットレジン治療は、前歯の虫歯に対する一般的な方法です。

保険診療で受けられるため、軽度の虫歯なら「3,000円」程度で治療が可能です。

また、即日治療ができ、歯を大きく削らずに済みます。

ただし、経年劣化や変色が起きやすく、2〜5年程度で交換が必要になるケースもあります。

クラウン(被せ物)治療

クラウン治療(被せ物)は、虫歯が進行している前歯に適しています。

大きな虫歯や破折した歯の修復に適していますが、健康な歯質を削る必要もあるため、歯科医師とよく相談が必要です。

保険診療の場合、費用は「20,000円」前後です。

一方、自費診療のセラミッククラウンの場合、費用は「10万円〜20万円」程度かかります。前歯の虫歯において、セラミック治療は、美しく長持ちさせる方法です。

天然歯に近い透明感や色合いを再現でき、5〜10年以上持続が可能です。

ただし、保険適用外のため費用は高くなりますが、審美性と耐久性に優れています。

インプラント治療

インプラント治療は、抜歯が必要なほど虫歯が進行した場合の選択肢です。

費用は、1本あたり「40万円〜50万円」程度かかります。

しかし、見た目や機能性が天然歯に近く、長期的な耐久性があります。

隣接する健康な歯を削る必要がないのがメリットです。

ブリッジ治療

ブリッジ治療は、前歯が抜歯になった場合の選択肢のひとつです。

前歯の保険適用ブリッジの費用は、3割負担で「30,000円」前後、奥歯の場合は「20,000円」前後が相場です。セラミック(自費)の場合は30万円〜40万円程度です。

インプラントよりも短期間で治療できるため、費用も比較的抑えられます。

ただし、取り外し可能な入れ歯と異なり、ブリッジは口のなかに固定されているため、汚れの溜まりやすい部分の清掃が困難です。

また、健康な歯を削る必要もあり、歯科医師との相談のうえで治療の検討が必要です。

前歯の虫歯を放置するとどうなる?

前歯の虫歯を放置するとどうなるのか、以下について紹介します。

  • 痛みが増加する
  • 感染症のリスクが増加する
  • 歯の損失につながる
  • 外見に悪影響を与える
  • ほかの歯にも負担がかかる

ひとつずつ解説します。

痛みが増加する

前歯の虫歯を放置すると、痛みが徐々に増加するため早めの対処が必要です。

虫歯は、初期段階では軽度の痛みですが、進行すると激しい痛みを引き起こします。

たとえば、冷たいものや甘いものに反応し、結果的に何もしていなくても痛みが続くケースもあります。

虫歯の進行は食事や会話にも支障をきたすため、日常生活に影響を与える前に診断を受けましょう。

感染症のリスクが増加する

前歯の虫歯を放置すると、感染症のリスクが増加します。

たとえば、虫歯菌が歯の内部に侵入し、歯髄まで到達すると炎症を引き起こします。

さらに悪化すると、顎の骨にまで感染が広がるケースもあるため、早期の治療がおすすめです。

また、全身に広がると、深刻な全身疾患につながるリスクもあるため注意しましょう。

歯の損失につながる

放置した虫歯が進行すると、歯の構造を徐々に崩壊させ、最終的に歯の損失につながります。

また、もし前歯を失った場合、見た目や発音、咀嚼機能に大きな影響を与えます。

歯の損失は、治療において時間とコストがかかるため、虫歯の放置は避けましょう。

外見に悪影響を与える

前歯の虫歯を放置していると、外見にも悪影響を与えます。

とくに、虫歯による変色や欠損は、容姿に直接影響しやすいです。

また、虫歯菌の繁殖により、口臭が悪化するケースもあります。

結果的に「自信の喪失」や「コミュニケーションの障害」につながる可能性もあるため、早期に治療が求められます。

ほかの歯にも負担がかかる

前歯の虫歯の放置は、ほかの歯にも負担を与えます。

たとえば、奥歯に過度の負担がかかると、健康な歯の虫歯や歯周病のリスクも高まりやすいです。

また、もし前歯を失ってしまった場合、歯並びが悪くなり、顎関節症を引き起こすケースもあります。

さらに、咀嚼機能の低下により、消化器系の問題や栄養摂取の偏りが生じる場合もあるため注意しましょう。

【まとめ】虫歯の進行に応じて適切な治療方法を選択しよう

前歯の虫歯治療(歯を残せる場合)にかかる値段は、保険が適用されるかされないかで異なります。

  • 保険適用の場合:「1,500円〜5,000円」程度
  • 保険適用外の場合:クラウン「10万円〜20万円」程度  

これから先、虫歯治療の値段を抑えたいのであれば、歯科医院で定期的なクリーニングを受け、日常の歯磨きで取り除けない歯垢や歯石を除去し、虫歯予防をおこなうのが効果的です。

また、当院では予防歯科に力を入れています。現在歯に違和感がある方は、ぜひ岡谷市の山田歯科医院までお気軽にご相談ください。

歯科医師
コラム監修者
歯科医師 山田 宏樹
【経歴】
  • 愛知学院大学 歯学部卒(2014年)
  • 愛知県安城市の歯科医院にて医局長として6年間勤務(2014〜2020年)
  • 現在はきしもと刈谷矯正歯科で院長として矯正治療(ワイヤー マウスピース)やその他自費診療を行っている(2020年〜)
  • 山田歯科医院 非常勤

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